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新築するなら絶対に【換気】を勉強した方がいい理由を解説。

新築するなら絶対に【換気】を勉強した方がいい理由を解説。 不動産素人のマイホーム購入への道
この記事は約10分で読めます。

こんにちは、RYOです。
筆者は最近マイホーム購入について考え始めた30歳なりたての住宅ド素人です

「高気密住宅」をひたすら褒めまくった前回の記事に続いて、

新築するなら絶対に【高気密住宅】にすべき理由を解説。
高気密住宅のスゴさを一度知ると、自分の家のC値(すき間の大きさ)が一体いくらなのか、絶対に知りたくなります(笑)「高断熱住宅」をひたすら褒めまくった前回の記事に続いて↓本記事では「高気密住宅のスゴさ」について書いていきたいと思います。「初期...

本記事では「計画換気の大切さ」について書いていきたいと思います。

「初期コストが高くても全熱交換型第一種換気を導入しましょう」という話をひたすら書いていくので、ウザイと思ったら遠慮なくページから離脱してください(;^ω^)

換気の重要性

計画換気 24時間換気 シックハウス症候群

さて、前回の記事で高気密住宅は「すき間が少ない」ことで、余計なすき間から外部の不快要素が流入しにくいというお話をしました。

高気密住宅の話をすると必ずと言っていいほど、
高気密になれば空気が動かないから息苦しくなるんでしょ?
と考える人がいます。

しかしそれは完全なる誤解です。

高気密にすればするほど住居内の換気効率が上がり、より新鮮な空気を屋内に取り込むことができるんです!

逆に言えば、フィルター掃除を怠って換気効率が低下した場合は、空気が動かないのですきま風が吹き込む低気密住宅よりも不健康な住宅になるのは事実です。

ここで一度、換気の重要性をおさらいしようと思います。

そもそも換気とは?

日常生活で当たり前に使っている「換気(かんき)」ですが、大前提として言葉の定義をおさらいしておきましょう↓

室内の汚染空気を新鮮な外気と交換すること。

(コトバンク換気より抜粋)

ですよね~って感じですよね(;・∀・)

では室内の汚染空気とはなんでしょうか?

チッチッチッ・・・タイムアップ!

室内の汚染空気とはこういうものです↓

粉塵(ふんじん)、有害ガス、細菌などの有害物質や、臭気、煙などの不快物質、および室内で発生する熱、水蒸気によって汚染された空気

(コトバンク換気より抜粋)

わかりやすい例が、室内でタバコ吸われた時とかですよね↓

筆者は強烈な嫌煙家で、タバコの臭いを吸ったらマジで体調が悪くなります。

それもあって目の前でタバコ吸う人間にはめっちゃイライラします(-_-メ)

※完全に余談ですが過去に愛煙家の親友と2人で1ヶ月ヨーロッパ旅行したのですが、そん時はまあ大変でした。

また、人間は呼吸するだけでCO2(二酸化炭素)という有害物質をまき散らしています↓

室内のCO2濃度が1000ppmを超えると換気不足と言われ(1000ppmはすぐ超えます)、二酸化炭素濃度が上がるにつれて

➀倦怠感
②眠気
③耳鳴り
④頭痛
⑤息苦しさ

などを感じるようになります。
だから車は外気循環にしないとすぐにCO2濃度が基準値を超え、強烈な眠気を感じ事故になるんですね
こういった理由からも換気は人間が生きる上で非常に重要な役割を果たしているのです。

参考ブログ↓

二酸化炭素濃度が基準を超えるとどうなる?濃度が上がる意外な原因とは|日本住環境株式会社
/* 更新日の取得 */const last = new Date(document.lastModified);const year = last.getFullYear();const month = last.getMonth() +...

24時間換気が義務化された理由

現在の法律(=建築基準法)では、1時間で家中の空気を0.5回入れ換えることができる換気設備を導入することが義務となっています。

つまり2時間に一回は家中の空気をマルっと入れ換える換気能力を備える必要があるのです。

それはなぜか?

皆さんは「シックハウス症候群」って聞いたことありますか?

住宅に使われる建材から化学物質(=有害物質)が揮発することにより、室内の空気が汚染され、居住者に様々な体調不良を引き起こす現象のことです。

計画換気 第一種 機械換気

その症状は、目がチカチカする、鼻水、のどの乾燥、吐き気、頭痛、湿疹など人によってさまざまです。

こうした症状が多発したことから2002年7月1日に建築基準法が改正され、

・クロルピリホスの使用禁止

・ホルムアルデヒドを発散する建材の使用制限

・換気設備の設置が義務化

など、シックハウス症候群を防ぐための新しい法律が2003年7月1日より施行されたのです。

こういった理由から、現在の住宅は2時間に一回家の空気を入れ換えれる換気能力を持った換気設備が24時間稼働しているのです(`・ω・´)ゞ

換気方法の種類

24時間換気は法律で定められていますが、一口に「換気」と言っても実は以下の4種類に分けられるんです↓

・第一種換気

・第二種換気

・第三種換気

・第四種換気

※だって法律で毎時0.5回家の空気を入れ替えるための24時間換気の導入が決まってますから。
では、第一種換気と第三種換気のメリット・デメリットをお伝えします↓

第一種換気のメリット・デメリット

メリット デメリット
機械で給排気するので換気効率が良い 機械で給排気するので初期費用もランニングコストも高い
熱交換器のおかげで冷暖房負荷が低い こまめなメンテナンスが必要

第一種換気は、給排気を機械でするので➀初期費用と②ランニングコスト、③フィルターの定期的な交換代など、(第三種換気と比べて)お金はかかります!!!!

しかしそのぶん換気効率は高い(機械なので確実)ですし、第一種換気を導入する方は給排気に熱交換器を通すことがほとんどなので(後述します)、不快な外気を屋内に入れないので冷暖房負荷が低い(つまり光熱費が安い)です。

将来的な省エネ住宅には遅かれ早かれ必ず熱交換器付きの第一種換気システムが導入されると筆者は思います。

第一種換気の最大のメリットは、熱交換器のおかげで外気の温度や湿度が調整されてから屋内に給気されるので省エネってことです。

第三種換気のメリット・デメリット

第三種換気はその真逆です↓

メリット デメリット
初期費用もランニングコストも安い 排気だけ機械でするので換気効率が悪い
メンテナンスがほぼ不要 外気を直接室内に入れるので冷暖房負荷が高い

第三種換気は排気のみを機械で行うので、給気の際には外気の不快な温度のまま給気されることになります。

夏はジメジメした蒸し暑い熱気が涼しい室内に、冬は乾燥した冷気が暖かい室内に侵入しますΣ(゚Д゚)

エアコンでいくら室内を快適な環境にしても、給気の際に熱交換していない外気が室内に入るので、やはりエアコンは常に頑張らないといけません(=つまり光熱費は高くなります)

しかし(第一種換気と比べて)➀初期費用や②ランニングコスト、③フィルターの交換代がとにかく安いです。

※ランニングコストとは光熱費ではなく、換気扇を動かす機械の電気代を指します。

現在最も主流となっている換気システムがこの第三種換気です。

第三種換気の最大のメリットは、とにかく安い&メンテナンス不要ってことだと思います。

第二種換気の使い道は?

第二種換気は手術室やクリーンルームで使われる。

業界素人の筆者は、どれだけ頭をふり絞ってもその理由がわかりませんでしたが、調べてみるとあっけなく解決しました(笑)

興味がある方はその理由をご確認ください。

ってことで続きを読む

①機械で強制的に室内に給気される。

②室内が正圧になる。

③つまり、室内の気圧が上がり、室内の空気は常に外に出ようとする。

④扉を開けた途端に室内の空気が外に出る。

⑤つまり扉を開けてもホコリやウイルスが室内に入り込まない。

⑥安心安全衛生的♡

手術室やクリーンルームはとにかく衛生的にする必要があるんです!!!

ドアの開閉と同時に余計な物質を室内に入れないための換気システムなんですね。

これが第三種換気の場合どうなるでしょう?

➀強制的に屋外に排気される。

②室内が負圧になる。

③つまり室内の気圧が下がり、室外の空気は室内に入り込もうとする。

④扉を開けた瞬間にホコリやウイルスが室内に入り込む。

めっちゃ不衛生

こういった理由から、第二種換気システムはクリーンルームや手術室など衛生管理が必要な部屋において採用されているのです。

ダクト式とダクトレス

ここまで、4種類の換気システムを紹介しましたが、実はさらに各換気方式は「ダクト式」と「ダクトレス」に分けられるんです。

ダクト式 ダクトレス
メリット 各部屋の換気をコントロールしやすい メンテナンス不要で安い!
デメリット ダクトのメンテナンスを怠った場合、
ダクト内にカビや埃が溜まる
家全体を換気するのが難しい

ダクト式は天井裏とかに給気と排気のダクトが張り巡らされており、各部屋を効率よく換気できます。

計画換気 第一種 機械換気

ダクトレスはよくある壁付けの換気扇を指し、家全体を換気するのは難しいです。

(出典:第三種排気型換気システムの種類

下の画像は一条工務店の熱交換器付き第一種換気システムのイラストです、ご覧ください↓

(出典:熱交換換気システム「ロスガード 90」

こちらはどう見てもダクト式ですよね。

各部屋に給気口と排気口が付いており、確実に家全体を換気してくれる仕様になっています。

ダクトレスの場合、家の壁に換気扇を付けて、その換気扇から家中の空気を引っ張って換気しないといけいないので、実際に家中が換気されているかはかなり疑問です。

参考ブログ↓

換気の種類を比較しながら解説!ダクト式とダクトレスはどっちがおすすめ?|日本住環境株式会社
/* 更新日の取得 */const last = new Date(document.lastModified);const year = last.getFullYear();const month = last.getMonth() +...

気密と換気効率

さて、では気密性と換気効率の関連性を紐解いていきたいと思います!

結論から言っちゃうと、低気密な住宅では効率の良い換気はできません!
つまり低気密住宅ほど室内の汚れた空気が換気されていない、ってことです。
悲しいかな、これが現実です。

皆さんが思い描いている換気とはこういう感じでしょう↓

計画換気 第一種 機械換気

屋外の新鮮な空気が100給気されると同時に、排気口から室内の汚染された空気が100排気されると。

しかし現実は全くもって違うのです(笑)

低気密住宅の換気効率

こちらのグラフをご覧ください↓

(出典:高気密住宅の誤解を解消!

C値が2.0(=すき間が多い)の住宅の場合、なんと給気口から給気されるのは30%にも満たないのです!!!

(C値2.0の低気密住宅の場合)100排気しても、計画通りの場所(給気口)から給気されるのはわずか30%で、残りの70%は家中のすき間から入り込みます。

いえ、皆さんのお気持ちはよくわかります。
C値0.5の高気密住宅でも換気効率は66%なのです…
第一種換気か第三種換気かに拘らず、C値はできるだけ小さくなるように気密施工を頑張りましょう!

次のページでは最後の項目「第一種換気システムと熱交換器」のお話をしようと思います。

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