こんにちは、RYOです。

リベ大の両学長が繰り返し言う通り、
マイホーム購入に失敗すると甚大な金銭的負担や精神的負担を背負いますし、
マイホーム購入は確実に人生を左右する大きな買い物です。
絶対に失敗できません・・・(;゚Д゚)ゴクリ
[show_more more=後はだらだらと話していますので興味があればクリックで読み進めてください(笑) less=折りたたむ color=#0066cc list=»]
今まで「中古戸建て+リフォーム」がコスパ最高だと思っていましたが、中古住宅の大半は低性能で長く住むには適していないという理由から新築購入にシフトしました。
その経緯はこちらの記事で紹介しています↓
[sitecard subtitle=関連記事 url=https://ryo-yasukawa.com/existing-house-reform-quit/ target=”_blank”]
まあ耐震や断熱・気密などの勉強をするにつれ、どうやら「中古戸建て+リフォーム」という作戦はあまり費用対効果が高いとは言えない、という結論になったのです。

一か月前のおれ、さようなら。
中古戸建ての知識、君と過ごした日々は忘れないよ。
しかし、中古戸建て購入のために勉強したことが土地選びにめちゃくちゃ役立っているので、勉強はやはりしてよかったと思います。[/show_more]
ということで、これからは新築購入のお話ばっかりすることになると思います(笑)
まず本記事では「新築を購入する前に知っておくべき知識」を書いていきたいと思います。
高性能住宅とは
そもそも、高性能住宅とは何かをご紹介します。
よく断熱性能がどうとか気密性能がどうとか、テクニカルな話ばかりになりやすいですが、高性能住宅の定義を一言でまとめるなら、こうなると思います↓
安いというのは光熱費などのランニングコストのことで、初期費用は低性能な家より高くなります、当たり前ですが。
高性能住宅を一文でまとめるとこうなります↓
更に、もう少し詳しく小難しい説明はこちらです↓
高性能住宅とは、断熱性・気密性・耐震性・省エネ性など、
[show_more more=続きを読む less=折りたたむ color=#0066cc list=»]快適に暮らすために必要な性能が揃っている住宅のことを言い、「〇〇や△△という基準値をクリアした場合のみ、高性能住宅として認められる」といったような明確な基準・定義はありません。
(高性能住宅とは?高性能住宅の基準とメリット・デメリットについて解説より引用)[/show_more]
冒頭でもお話しましたが、ぼくが新築住宅購入にシフトした最大の理由が中古住宅には高性能住宅がほぼないということでした。

先日、"福○不動産京都△京店"の営業マンに誘われて、新築物件を4件内見に行ったのです。
その際、Youtubeで高性能住宅について
[show_more more=続きを読む less=折りたたむ color=#0066cc list=»]勉強しているぼくにとって、信じられない話ばかりするのです。
「耐震等級は1で十分ですよ٩( ”ω” )و」
「前面道路は持ち分無しの私道ですが全く心配いらないですよ(^ω^)」
「高気密高断熱は高額過ぎてお客様のご予算ではとても無理ですよ(;゚Д゚)」
「この新築を建てた○○ホームはとても質が高いんですよ!」
「床暖房も完備しているので冬場も暖かいですよ」

承諾書の無い私道なんて使いたくないし、
高気密高断熱は予算内でできるし、
その低性能なゴミ新築を建ててる時点で○○ホームの力量もたかが知れてるし、
本当に高性能な住宅なら床暖房すら要らないし(笑)
※一条工務店では全館床暖房が標準装備ですが、高気密高断熱の上にさらに足元から暖かさをお届けしようとする細かな配慮が嬉しいです٩( ”ω” )و
終始そんな会話をしながら新築物件を内見していたんですが、どの物件も間取り図を見ると柱の直下率が悪過ぎるんです!
あまりにも性能が低過ぎて、「あ、こういう住宅を低品質なローコスト住宅って言うんですね」と言ったくらいです。
「いえ、こちらの物件はローコスト住宅ではありません。性能も十分だと思いますよ!」と言われましたが。[/show_more]
つまり、信頼できる工務店やハウスメーカーでちゃんとした高性能住宅を新築するのが最も良いと思うんです。
また、高性能住宅は超低燃費なんです↓
つまりぼくの中では、初期費用は多少高くても数十年の快適性と光熱費を前払いし、高性能住宅を手に入れるのが一番だと思いました!
高性能住宅の指標
さて、少し前から「長期優良住宅」だとか「ZEH(ゼッチ)」だとかの高性能住宅と呼ばれる基準が一般的になってきてますよね。
まずはその種類をまとめてみました↓

まあ要するに、ピラミッドの上に行くほど省エネ性が高い住宅である、ってことです。
30年以上住む予定の住宅なら、赤の領域(ZEH+以上)のグレードにしときましょうってよく言われます。
ZEHとかLCCMとか、各用語を超簡単にまとめるとこんな感じになります↓
長期優良住宅:長期にわたり良好な状態で使用するための措置が講じられた優良な住宅
ZEH:住んでいる間のCO2収支を0にする住宅
HEAT 20:建築とか断熱に詳しい人、専門家が集まって作っている研究会が出している基準
LCCM:木材資源の採取から建設・廃棄・解体までの家の一生涯のCO2収支をマイナスにする住宅
特にLCCM住宅は、「住宅の建設、居住時、廃棄までの一生涯、つまり住宅のライフサイクル全体で空気中へのCO2排出量をマイナスにする住宅」なので、政府もLCCM住宅を省エネ住宅の最終目標だと位置付けています。
参考ブログ↓


「長期優良住宅」の基準は甘すぎる!?
「長期優良住宅」認定と言うのは、かなり甘々な基準らしいです↓
なので長期優良住宅だからと言って、「高性能住宅」と呼ぶのは早計です。
例えば、いち早く高性能住宅に取り組み始めたことで有名な一条工務店で家を建てる場合、(税制優遇や金利優遇は置いておくと)長期優良住宅の認定なんて全く取る必要がありません。
なぜなら一条工務店の標準仕様は長期優良住宅どころか最低でもZEH基準かHEAT20 G1より上って感じですから…。
例えばですが、「てんやわんや自動車」という新興自動車会社が初めて世に出した80万円の自動車を買うとして、
「ブレーキはちゃんと利きますか?」
「ハンドルは壊れませんよね?」
などと聞いているのと同じなんです。
そんなに心配なら、初めから意味不明な「てんやわんや自動車」なんかで車を買わずに、少なくとも安全性能に不安が無いトヨタとかの有名自動車会社で車を買えばいいんです。
住宅でも同じことです。
初めから、長期優良住宅くらいの激甘最低基準すらクリアしているか心配なら、その会社で家を建てるのはやめた方がいいと思います。
少なくとも「ZEH基準はクリアできますよね?」くらいから工務店選びを始めた方がいいと思います。
「次世代省エネ基準クリア」に騙されるな!
また工務店やハウスメーカーで、
次世代省エネ基準をクリアしている、とても省エネな住宅です
みたいな宣伝があります。

へー、次世代の省エネ基準をクリアしているのか。
すごそう。
友達に省エネ住宅マウントとったろ~(笑)
と一瞬思うかもしれませんが、「次世代省エネ基準」はもはや「次世代の省エネ基準」では全くもって無いのです。
(むしろ前時代的な省エネ基準)
先ほどの図で確認してもらえる通り↓

次世代省エネ基準ってのは平成11年(1999年)に定められた基準なので、名前はめっちゃご立派ですが実際の性能はプー以下です。
また、物件紹介の際は国が定める最新の省エネ基準(=改正省エネ基準)と比較して光熱費のお得さや省エネ性能を示すのが普通ですが、中には「次世代省エネ基準よりも省エネ性能50%UPで、光熱費も超お得!」と、一つ前の省エネ基準と比較して誇大広告している会社もまだまだたくさんあるので要注意です(;゚Д゚)
物件を比較検討する際は、どの省エネ基準と比べてどこが何%優れているのかを確認しましょう。
高性能住宅で意識すべき項目
まず、高性能住宅で特に意識すべき(建てる側と話し合いすべき)項目を考えました。
ということで、資源エネルギー庁HPから引用した以下の画像をご覧ください↓
また、数多くの住宅系Youtuberの方々の意見を取り入れ、自分の理想の住宅は何かを考えて出た結果がこちらです↓
耐震等級3(許容応力度計算による)
高断熱(HEAT20 G2以上)
高気密(C値0.6以下)
耐震等級3(許容応力度計算による構造計算)
まず耐震等級3は絶対にクリアしときましょう。
Youtubeで耐震と言えば、構造塾の佐藤 実(さとうみのる)先生でしょう。
この方、構造の初心者でもわかるように耐震等級3の必要性を何度も何度もしつこすぎるくらい訴えている構造の専門家です。
耐震等級3必要論は、震度7の地震が2度立て続けに起きた熊本地震(2016年4月)から一気に活発化されました。
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ぼくはその時、卒業旅行と称してヨーロッパを旅(=バックパッカー)していました。
オーストリアのハルシュタットと呼ばれる風光明媚な世界遺産の町にいたのですが、あの時のことはよく覚えています。

そう思ったのを昨日のことのように思い出せます。
筆者のような素人の間でも話題に上る耐震基準は、大きく以下の3つに分けられます↓
旧耐震基準:1981年6月1日以前に建てられた建物
新耐震基準:1981年6月1日~2000年6月1日の間に建てられた建物
2000年基準:2000年6月1日以降に建てられた建物(=耐震等級1)
現在の法律では、2000年6月1日以降に着工された建物は、建築基準法が定める最低限の強度をもった住宅となり、耐震等級1です。
ここで耐震等級について軽く説明します↓
耐震等級1:建築基準法で定められている最低限の耐震性能を満たす水準(震度7でも倒壊しないレベル)
耐震等級2:耐震等級1より1.25倍の耐震強度をもつ(災害時の避難所レベル)
耐震等級3:耐震等級1より1.5倍の耐震強度をもつ(警察署や消防署レベル)
ここで建築基準法の意義について一度考えてみましょう。
Wikipedia先生に訊いてみました↓
建築基準法(けんちくきじゅんほう、昭和25年5月24日法律第201号)は、国民の生命・健康・財産の保護のため、建築物の敷地・設備・構造・用途についてその最低基準を定めた、日本の法律である。
(Wikipedia 建築基準法より引用)
つまり、
ってことですが、本当にそうでしょうか?
ここで、熊本地震における木造住宅の損傷比率を示した以下の表をご覧ください↓

(出典:耐震等級3のススメ)
上の表をどう判断するかは各自にお任せします。

震度7を2発食らっても、6割以上の住宅は無被害なのか٩( ”ω” )و
やっぱ耐震等級1で十分じゃん♡
と思うのか、

耐震等級3なら震度7を2発食らってもほぼ100%その後も住み続けられるのか。
耐震等級3一択やん。
と思うのか。
正直な話、「震度7を連続で二発食らったくせに、耐震等級1でも意外に無被害ありますやん」って思いました(笑)
でも建物だけでも数千万円の買い物ですからね、二度食らっても大丈夫という安心は大きいですよね。
ここで一つ質問です。
答えはNOです。
なぜなら次の地震の際は避難する前に倒壊に巻き込まれる可能性があるからです。
ザックリ言えば、耐震等級1の建物は、10年に一度来る可能性のある震度5ではほとんど壊れません。
ですが、100年に一度来る可能性のある震度6強~7の地震では倒壊はしないけれど、柱、梁、壁の主要構造部が大破して、建て直さなければいけないぐらい壊れてしまうレベルの耐震性を想定しています。
つまり、熊本地震のような大地震の後には建て替え、又は大規模修繕が必要となるレベルの耐震性、これが建築基準法の最低限度の耐震性(耐震等級1)です。
↑これが言いたかった(笑)
これって、建築基準法が定める理念の「国民の財産を守る」が果たされてない気がしません?
大規模半壊したら、もう建て替えるでしょ? 普通。
そういった理由もあって、ぼくはもしも大地震が2度来ても住み続けることができる【耐震等級3の住宅】にするつもりです。
耐震等級1でも3でも一度目の震度7には耐えれます、大丈夫です、倒壊しません、安心してください!
二度目の震度7で耐震等級1が持ちこたえるかどうかは知りません、運です、神に祈りましょう。
二度目の震度7でも耐震等級3は倒れません、ほぼ無被害です、住み続けれます。
耐震等級3にも種類がある?
実は耐震等級を算出する方法は、3つあるのです↓

(出典:耐震等級の誤解|許容応力度計算による耐震等級3が安全です)
➀仕様規定による建築確認(簡易計算)
②性能表示計算による建築確認(簡易計算+α)
③許容応力度計算による建築確認(ガチ)
それぞれ漢字だけ見てると意味不明だと思うので、超ざっくり言いますね↓
➀:壁の量で耐震性能を計算(壁量計算)
②:➀の壁量計算より多少項目を増やして計算(品確法)
③:柱1本、梁1本、基礎に至るまですべての部材にかかる力を計算していく方法で、よくある2階建の木造住宅を1棟建てるための許容応力度計算でも、最低1カ月はかかり計算資料(許容応力度計算書)はA4用紙で数百枚にもなる。
とまあこんな感じです。
つまり、「許容応力度計算による耐震等級3」だけを意識して設計士と打ち合わせしましょう(笑)
耐震等級3"相当"には近寄るな!
また、「耐力壁を仕様規定の1.5倍使っているから」という理由で"耐震等級3相当"と名乗る住宅会社がありますが、かなり危険です。
操縦士の資格をもった「パイロット」と、ゲームで鍛えた「熟練パイロットもどき」くらい、
医師免許を持った「医者」と、医大で勉強し始めた「医者のたまご」くらい、
ふぐ調理師免許をもった「調理師」と、ふぐ調理師免許勉強中の「調理師」くらい、
差があるので、「耐震等級3相当」に騙されないようにしましょう!



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高断熱とは
「一条工務店の家は高気密高断熱なので光熱費が安いですよ」
営業マンからそんな売り文句を耳にしたことがある人も少なくないと思いますが、その仕組みを理解できている人はどれくらいいるのでしょうか?

まず初めに、高断熱住宅を一言で表すならこうです↓
家の中の温度が屋外の気温に左右されない
です!!!(と思っています)
例えば、バケツ一杯に水を溜めるとします↓

バケツに穴が空いている場合、あなたは以下のどちらをチョイスしますか?

➀水量を変えずに穴を塞ぐ
②水量を増やして穴から穴から出る分を上回って溜める
正解はもちろん➀です。
異論は認めません(笑)
もうお分かりだと思います↓

高断熱な住宅とは、屋内の温度と屋外の温度が熱交換しにくい、つまり穴を塞いだバケツなのです!!!
逆に~?

逆にこのバケツに空いた穴というのが、住宅で言えば家の温度を外にバンバン放出する断熱性能が低い窓や壁、家の隙間になります。
戸建住宅の省エネリフォームの一例がこちらです↓

(出典:省エネルギー住宅を建てるには)

WELLNEST HOME(ウェルネスト ホーム)の今泉先生の動画を載せておきますので、詳しく知りたい方はこちらをご覧ください↓
断熱材と断熱性能

(出典:湿気から家を守り、耐久性を維持する高遮熱・高断熱性能)
高断熱とは、断熱性能が高いことを表し、窓や壁、床、天井などに充填されている➀断熱材の種類と②その厚みで決まります。
誤解が多いのでもう一度言いますね。
断熱性能は断熱材と厚みで決まります。
グラスウールはダメだとかフェノールフォームはいいだとか、セルロースファイバーはこうとかEPSはこうとか、まあ色々言われますが、断熱性能が低い(=熱伝導率が高い)断熱材でも厚みを増せばいいだけなんです↓

(出典:「UA値0.4」の高断熱仕様)
別に、フェノールフォーム50mmとグラスウール(16K)95mmは同じ断熱性能なので、どちらを採用してもいいんです。
断熱材を選ぶ際は、熱伝導率以外にも㋐軽さ㋑防火性㋒透湿抵抗㋽価格など様々な要因を考慮して選びましょう。
繰り返しになりますが、住宅の断熱性能は、どの断熱材が何ミリ入っているかで決まります↓

窓や壁、天井などの断熱性能が低いと、
(冬の場合)屋内の暖かい空気が屋外に逃げて、屋外の冷たい空気が屋内に入ってくる
(夏の場合)屋内の涼しい空気が屋外に逃げて、屋外の蒸し暑い空気が屋内に入ってくる
なので、一向に屋内が快適な温度になりません。そして、

となり、設定温度をガンガン上げたり下げたりするから低断熱な住宅は必然的に光熱費が高くなるのです。
(冬の場合)片方では室内の暖かい空気を外に捨ててるくせに、片方では暖房をフル稼働させて室内を暖かくしようとしているんです。
つまり、莫大な光熱費を払って外に暖かい空気を放出しているんです(;゚Д゚)
これは、バケツに穴が空いているのを知らずに「蛇口から出る水量が足りない」と思って蛇口をひねって水量を増やすのと全く同じ行為ですよね?
まずはバケツの穴を塞げばいいのに、穴を塞がずにエアコンをフル稼働させるから「そらあ光熱費高くなるわ」って感じです。
そして高断熱以外にも外部との熱交換を行う要素、それが家のすき間です。
では高気密の説明です。
高気密とは
気密性能はC値で表され、単位は(㎠/㎡)となります。
例えば、延床面積が100㎡の家に100㎠の隙間があった場合、C値が1になります。
50㎡の家に50㎠の隙間があってもC値は1です。
よくC値の説明で「ハガキ一枚分の隙間」などと表現されますが、それはハガキ一枚分の面積は"148㎠(10cm × 14.8cm)"なので、約45坪(≒148㎡)の家のC値が1の場合は家全体の隙間の面積がハガキ一枚分くらいになる、という意味で使われるのです↓

筆者が一条工務店で新築する家の建坪は26坪(85.95㎡)なので、C値が0.6の場合は約52㎠の隙間しかないということになります。
家全体のすき間が52㎠と言うと、ハガキ三分の一くらいの大きさです↓

住宅素人の筆者的には、ほぼ誤差と言えるような隙間に感じます。
さて、「一般的な建売住宅でも昨今ではC値2くらいは出してくる」と聞いたことがありますが、C値が大きい(隙間が大きい)のはもちろん大問題なのです。
例えば、熱気球を思い浮かべてください↓

気球が浮かぶ原理は、こうです↓
風船の中の空気を暖めると中の空気が膨張し、膨張した分の空気は入り口から溢れ出ます。
その溢れ出た空気の分だけ軽くなり、大空を飛ぶことが出来るようになるのが「熱気球」です。
(熱気球の仕組みより引用)
その気球の風船の部分に穴が空いたらどうなりますか?
熱していた空気がびゅーーーーーーーーってその穴から吹き出ますよね~、そして気球は落ちていきます(ノД`)・゜・。
何が言いたいかと言うと、暖かい空気は軽いので上昇するってことです。
ではC値が高い(すき間が多い)家の真冬を想像してください↓

住宅には様々な場所にすき間があり、先ほどの熱気球と同様に、エアコンで作り出した室内の暖かい空気は上に上がります。
そして、住宅上部のすき間から暖かい空気は外に逃げます(=熱気球に空いた穴と同じ)

わかりますよね。
そして住宅上部のすき間から室内の暖気が外に逃げたら、その分どこからか外気が家の中に入ってきます。
さて、どこから入ってくるでしょうか?

暖気が外に出るだけだと室内の空気が減る(圧力が下がる)だけですもんね。
(これを負圧と言いますが)室内が負圧になると、別のすき間から外気が入ってきます。
上から暖気が抜ける、下から冷気が家に入る。
寒いのでさらに暖房を強くすると、その分もっと強く冷気が入ってくるという悪循環が起きます。
当然室内は寒いのでガンガン暖房をたきます。
すると・・・光熱費がガンガン上がります(´・ω・`)
松尾設計室の松尾先生の動画を載せておきますので、詳しく知りたい方はこちらをご覧ください↓
気密性能と換気効率
さて、高気密・高断熱住宅のまとめです↓
高断熱:室内の温度が外部にほぼ逃げないこと
高気密:家にすき間がほぼないこと
実は高気密だと換気効率も上がるというのがあり、一応説明しておきます↓
そもそも換気(かんき)の意味がこちらです↓
建物などの内部の汚れた空気を排出して、外の新鮮な空気と入れかえること。
(goo国語事務所 換気(かんき)より)
つまり換気がしっかりとできない住宅は、室内の汚れた空気を外に排出できず健康にも悪いのです↓

実は法律で「住宅の居室の換気は、2時間に1度家の空気が全て入れ換わるようにしなければならない」と決まっているようです。
換気と聞くと、

と言う人が多いですが、冷房や暖房を付けた状態で窓を開ける人います?
外は極寒もしくは灼熱ですよ?
虫は網戸でブロックできても、花粉は入ってきますし。
ということで現代では、
というのが新しい常識になりつつあるのです。
すみません、話が逸れました。
高気密と換気効率の話でしたね。
以下の画像をご覧ください↓

赤色の換気扇から家の空気を外に出す(排気する)とし、逆に黄色のダクトから外の空気を家に入れる(給気する)とします。
家にすき間が無いということは「入口も1つ、出口も1つ」なので、換気扇から排気すれば、家は負圧になり自動的にダクトから給気されます。
家にすき間が無ければ、効率良く家の中が換気されるってわけです。
逆に家にすき間が多い(C値が高い)と、換気効率が悪くなるのです↓

すき間が多い状態で換気扇を回しても「入口も複数、出口も複数」なので空気が滞留し換気されない部分が出てきたりするのです。
松尾設計室の松尾先生の動画を載せておきますので、詳しく知りたい方はこちらをご覧ください↓
という理由からも、高気密住宅であればあるほど(すき間が少なければ少ないほど)換気効率もアップするのです。
ここで一つ疑問に思いましたよね?

屋根裏の断熱
屋根裏の断熱は壁の2倍にしましょう。
夏は南中高度が高く、太陽がほぼ真上から降り注ぐので、屋根の断熱が超重要なんです。
垂直に立っている外壁より屋根裏の断熱が重要なのはまあわかりますよね。
逆に冬は夏に比べて南中高度が低いので、
屋根の断熱は、屋根断熱と天井断熱があるらしいですが、まあ屋根裏空間も暑くならないように屋根断熱にしときましょう。
屋根断熱は施工ミスも多いので、必ず気密測定とセットで行いましょう。
床下の断熱
床下の断熱は底冷えする冬対策です。
床下の断熱は、基礎断熱と床断熱に分かれますが、基本的には基礎断熱を推奨しているらしい。
しかし基礎断熱は(床断熱に比べると)シロアリに弱く、風通しも悪くなりがち(つまり湿気がこもりやすい)
まあ基礎断熱でも床断熱でもシロアリは上がってくるので、しっかりと対策さえしていれば別にどちらの断熱方法でも一緒じゃね?って感じのノリです。
また、基礎断熱は更に基礎内断熱と基礎外断熱に分かれるが、基礎外断熱は絶対にやめときましょう。
床断熱は自然の空気の流れ(風)で換気する(=自然換気)ので、住宅密集地では床断熱にしてもそない換気できない気もする、らしい。
基礎断熱は機械で空気を回すらしい。へー
床断熱は自然の通気便りなので、周辺環境とも相談。
玄関ドアの断熱
玄関ドアも窓と同様に、外気が非常に入りやすい。
なので玄関ドアの断熱も非常に重要。
玄関ドアの断熱は、「D2/K2」にする。
D2/K2以下だと性能が悪い、これ以上だと高性能だがコスパが悪い。
つまり、費用対効果ってことですね。
ドア断熱"D2/K2"は寒冷地仕様とされているが、実際はそんなことない。
窓は南側を大きく、東西は小さく。
冬は太陽の熱を使いたい(日射取得)
夏は太陽の熱を防ぎたい(日射遮蔽)
夏は南中高度が高いので、窓より屋根裏の断熱が重要。
冬は南中高度が低いので、窓から熱を取り入れたい。
東西は小さくした方が良い。
夏は東西の窓から太陽の熱が入るから。
床は床下断熱で
まず、足元の断熱を考えました。
足元の断熱方法は大きく2種類に分けられます↓
・基礎断熱
・床下断熱
基礎断熱はさらに、基礎内断熱と基礎外断熱に分けられますが、基礎外断熱はシロアリ被害が多いので論外です。

まあ1級建築士Youtuberラクジュ本橋さん的には「きちんと施工されていれば別にどっちでもいい」との事で、ぼくはよりシロアリ被害が少なそうな床下断熱を選びます↓

(↑基礎パッキン工法=床下に空気が通るのでシロアリ被害に遭いにくいらしい)
この、基礎と土台の間に敷く基礎パッキンっていう黒くて硬いのもなんかカッコよくて好きなんです(笑)
しかし、床下断熱は床下が外気と同じなので気密施工をきちんとやられなければ、
床から冷気が\(゜ロ\)(/ロ゜)/ヒェーーー
となります(冬の場合)。
なので、床下断熱に加えてきちんと気密施工にも気を付けましょう!
基礎断熱ではなく床下断熱を採用する理由とは?床暖房がなくても床が冷えない秘密を公開します!
基礎断熱、床断熱、床下エアコン、シロアリに関する事実と関連性
全館空調システムは
床下断熱の流れで全館空調システムのお話が出たので、少し補足しときます。

(出典:全館空調システムで一年中快適に。エアロテックだからできること。)
全館空調システムとは、すべての居室、廊下など建物全体を冷暖房し、24時間換気を行なうシステムです。
当たり前ですが、個別空調の場合はエアコンを付けている部屋以外の空間(廊下やトイレ、お風呂など)は暑かったり寒かったりします。
この全館空調システム、考え方は非常に素晴らしいんですが、初期費用や交換費用、交換サイクルを考慮すると

うーん、まあ不要かな~
いらね!
と思っています。
※基本的に住宅系Youtuberの9割以上が「全館空調システム導入は不要」という立場でした。
全館空調システムより前に、まずは高断熱高気密にしっかりと予算を割くのが第一だと思います。
要は「あれば便利だと思うけど最優先事項では無いよな」くらいの感じです。
家全体を一定の温度にするという「全館空調」という考え方は素晴らしいので、壁掛けエアコンを1階と2階に付けて夏と冬でそれぞれ使い分ける「全館空調もどき」でいいんちゃうかなって思ってます。
シロアリ問題さえクリアできるなら、
基礎断熱+床下エアコン(冬用)
屋根断熱+小屋裏エアコン(夏用)
で普通のエアコン2台で全館空調するのがベストかな~なんて思ってます。
基本的に全館空調システムは、床下か小屋裏に空調機を設置するので、床下の場合は基礎内断熱をしっかりと、小屋裏の場合は屋根断熱をしっかりとしておく必要があります。
参考にした動画↓
【注文住宅】デメリット多すぎ!憧れの全館空調を採用しなかった痛すぎる理由13選!現場監督のマイホーム計画!
【オススメはコレ!】エアコンと全館空調を徹底比較!8番勝負でジャッジ!
全館空調ってどうなの?ホントのところ!!いるのイラないの??
【全館空調を勧めないハウスメーカー、なぜ?】日本の気候にベストなのは『全館空調』
せやまが全館空調システムを全否定する理由|良い全館空調と悪い全館空調【家づくりコラム】
【三井ホーム】全館空調のある家に暮らしてみて分かったメリットとデメリット
玄関ドア
窓
壁
日射取得と日射遮蔽
太陽光パネル
人通口(地中梁)
省エネ住宅
➀まず光熱費が削減できて家計に優しい。
②そして季節問わず室温一定で超快適
③ヒートショック防止や結露軽減で家の劣化防止
④災害時でも蓄電設備で安心
初期費用はかかるが、月々の光熱費の差分や補助金や税制優遇を利用できるのでまあやった方がいい。
なにより、2050年にカーボンニュートラルの時代になればそういった設備を持つ省エネ住宅が当たり前になる(と思われる)ので、将来を見据えた投資と考える必要ありかも。
家は20~30年で価値が0になるので、家を超ハイスペックにする必要はない。
100点を目指すのではなく、80点を目指すのがコスパ最強ってゆー感じ↓

まあ完璧じゃない、でもいいじゃんって感じ。
「納得!省エネ住宅」 たった5分でわかる住宅の省エネ (お施主様向け)
窓
家で最も外気が入ってきやすいのが窓。
夏は冷房の冷気が外に逃げ、冬は暖房の暖気が外に逃げる。
窓の断熱性能をまずは重視すべき。
窓は、
➀サッシ(窓枠)
②ガラス
③スペーサー(サッシとガラスの間にある留め具)
に大きく分けれるが、とりあえずは以下の仕様がコスパ最高↓
➀' オール樹脂サッシ
②' Low-Eペアガラス(アルゴンガス封入)
③' 樹脂スペーサー
簡単に説明する
➀サッシ(窓枠)
基本的に最近では、「オール樹脂サッシ」派と「アルミ樹脂複合サッシ」派に分かれるが、オール樹脂サッシ一択。
窓は熱の出入りが最も激しい場所なので、最優先にお金をかけるべき。
サッシは最も結露しやすく、壁の中で結露するとカビが生えたり木材を腐らせたりして、家の寿命を縮める。
オール樹脂サッシですら、冬に結露しない温度のギリギリくらいになるので、アルミ樹脂複合サッシなら冬は結露すると思った方が良い。
結露する気温の目安が5℃らしいので、まあ冬の最低気温が5℃以下にならない地域はアルミ樹脂複合サッシでもいいかな~?って感じ。
詳しくは動画で!
②ガラス
ガラスはLow-Eペアガラス一択。
お金があればLow-EトリブルでもOK(笑)
Low-Eペアガラスはそんなに高くないが、トリプルにすると一気に値段が上がる。
中空層は、空気とかアルゴンガスとかクリプトンガスとかあるが、アルゴンガスが最良。
アルゴン→クリプトンは一気に値段が上がる。
③スペーサー
スペーサーは性能が低いアルミスペーサーと、性能が高い樹脂スペーサーしか無いので、樹脂スペーサー一択!
アルミの方が樹脂より1,000倍熱が伝わりやすい。
アルミスペーサーから樹脂スペーサーに換えても数万円程度。
高気密
高気密は超重要なのに日本では非常に遅れている。
施主が言わないと高気密な家にならない。
UA値は家全体の断熱性能を表し、この値が低いほど高断熱で熱が家から逃げにくいということになる。
つまり、快適な家ということ。
UA値は計算で出される数値(図面があれば算出できる)なのに対し、気密性を表すC値は測定数値である。
つまり、正確に成功しないと良い数値が出ません。
C値が低い→職人が丁寧に施工した家である証。
C値は、家全体でどれだけ隙間があるかを表す数値で、
C値が低い→気密性能が高い(隙間が少ない)
C値が高い→気密性能が低い(隙間が多い)
一般的には、C値が1.0以下だと高気密住宅と呼ばれる。
窓がオール樹脂サッシで、気密測定を行っている会社は良い会社。
C値0.7以下が推奨。
C値0.7以下くらいなら現場の意識で可能。
C値が高い(気密性能が悪い)と、壁の中が結露し、木材が腐り、家の寿命が縮みます。
気密測定は、断熱工事後1回でOK。
気密測定時に現場立ち会いを許可してくれる会社の方が良い。
C値は0.7以下を推奨!気密性能が国の基準に入っていない理由【基本性能③】
換気システム
住宅業界の取り組みが最も遅れている分野。
海外では熱交換換気がほぼ100%なのに、日本では1%くらい。
つまり、住宅メーカーは無知で頼れないので我々施主が詳しく知っていないとヤバい。
高気密高断熱住宅のデメリットは、
・二酸化炭素濃度の上昇(空気が悪くなる)
・ハウスダストの滞留(ゴミが溜まる)
などがあります、まあすきま風が入らないからわかりますよね。
つまり、
高気密高断熱にするならちゃんと対策をしないといけない=換気をしよう
ってことです。
しかし換気をすると・・・?
冬は寒く、夏は暑い、春は花粉が入ってくる。
高気密と換気は相反する要素なので、それを何とかしなければならない!
換気システム選びに失敗するとヤバイ理由|高気密高断熱住宅の弱点【基本性能④】
【換気の沼01】換気の達人!アールデザイン今泉さんに聞く!換気って何がいいの?お薦めは??
換気の三か条
では換気の三か条をお伝えします。
➀換気を止めない
②フィルター掃除をさぼらない
③故障したら直す
思ったより当たり前のことでした(笑)
NG換気システム
選んではいけないNG換気システムがこちらの2つ↓
・ダクト給気
・ダクトレス
それぞれ説明します。
➀ダクト給気
ダクト内に外気の汚れが溜まり、そこを通って供給される空気は清潔ではない。
ダクトの清掃は専門業者に頼むが、結構高い。
②全部屋に排気口(換気扇)が無い(ダクトレス)
排気口が無い部屋は、先ほど書いた通り、二酸化炭素濃度が上昇しハウスダストが滞留する!
ダクトレスは簡単で設計も要らないので、おススメされるかも。
80点の換気システム
では、コスパ最高の80点の換気システムがこちら↓
・ダクト排気の1種換気(Best)
or
・ダクト排気の3種換気(Better)
1種とか3種とか意味不明なので調べました↓
1種:(冬)冷たい空気が温められて入ってくる
3種:(冬)冷たい空気がそのまま入ってくる
らしいです。
推奨する換気システムは上記どちらかですが、未来を見据えると1種換気一択らしいです。
それも全熱交換80%以上くらいが推奨です。
当然90%の方が性能はいいんですが、まあコスパで考えると80%です。
なのでダクト排気の3種換気を選ぶ場合は、給気口をエアコンの近くにすれば少しは寒さを軽減できるんじゃないかな~って感じです。
換気システム関連知識
1種換気の場合、熱交換システムが働くわけですが、
全熱交換80%とある場合、温度も湿度も交換してくれます。
温度だけを交換するのが顕熱交換(けんねつこうかん)で、温度も湿度も交換するのが全熱交換です。
日本のように夏はジメジメ冬はカラカラの気候なら、全熱交換一択。
換気フィルターはPM2.5対応くらいにしといたら良い
給気フィルターの位置は外から掃除。
排気フィルターは手の届く位置に。
埋め込み式じゃなく壁掛け式にすべし。
排気フィルターが詰まったら換気不足に陥る。
修理費用は10万円以内(とにかく修理がしやすいものを選ぶ)
長期優良住宅
最低限の性能を評価している。
金利優遇、税制優遇、補助金などメリットもある。
低炭素住宅
オール電化
太陽光発電パネル
アスベストは平成18年(2006年)以降の住宅は大丈夫
2006年9月1日以降に着工した建物は、基本的にアスベスト含有建材を使っていない。
つまり2006年9月1日以降に着工した中古住宅で、なおかつ建築確認申請書や設計図書のようにその根拠を示せる書類がある場合、その旨を事前申告さえすれば「アスベスト含有無し」としてリフォームや解体工事ができる。
【徹底解説】フラット35 メリット5選!【住宅ローン】【マイホーム購入】【マンション購入の窓口】


