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【図解多め】世界遺産検定1級にも通じる「世界遺産の基礎知識」

世界遺産の基礎知識 世界遺産
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RYOです

今回は世界遺産の基礎知識について超わかりやすく紹介していこうと思います。

テキストは「くわしく学ぶ世界遺産300~世界遺産検定2級公式テキスト~」です。

この記事では世界遺産検定1級にも通じる基礎知識を一つずつ解説していきます。
これがまた、結構いい話なんです↓

1952年、エジプトのナセル大統領は、国家の近代化と国民の生活向上のためにアスワン・ハイ・ダムの建設計画を策定。

その計画が実行に移されると「アブ・シンベル神殿」や「フィラエのイシス神殿」などのヌビア地方の遺跡群がダム湖に水没してしまう。

そのためナセル大統領から救済を依頼されたユネスコは、経済開発と遺産保護の両立という難題に取り組むべく、遺産救済キャンペーンを1960年より開始し、1964年には本格的な募金活動が始まりました。

結局、アブ・シンベル神殿の石像をブロックに裁断し、ダム湖の水面より高い丘の上に移設するスウェーデン案が採用されました。

このユネスコの遺産救済キャンペーンでは、アブ・シンベル神殿が救済されただけでなく、一国の遺産の救済に約50カ国もの国々や民間団体、個人が協力したことで「人類共通の遺産」という理念が生まれ、それが後の世界遺産条約の理念にも繋がっていきました。

ユネスコはこの事例を受けて、1968年に「文化遺産の保存と経済開発との調和を図ることは各国の義務であると強調する「公的又は私的の工事によって危機にさらされる文化財の保存に関する勧告」を採択しました。

その他の救済キャンペーン

この他にもユネスコは

  • 地盤の悪化により水没しつつあるイタリアのヴェネツィアに対する1966年の救済キャンペーン
  • 風雨にさらされたことにより劣化の進んでいたインドネシアのボロブドゥールの仏教寺院群に対する1968年からの救済キャンペーン

などを行っています。

では次ページでは「世界遺産登録の条件」についてお話していきます!

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