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【一条工務店への不満④】一条ルール公表しましょうよ?不自由過ぎるから

【一条工務店への不満④】一条ルール公表しましょうよ?不自由過ぎるから 一条工務店のお話
この記事は約9分で読めます。
一条工務店 不満 評判

本記事は、高性能住宅を購入するにあたって「家は性能」を謳う一条工務店を漠然と選んでしまった筆者が感じた「事前に知っていたら契約しなかったであろう6つの重大な不満点」を一つずつご紹介していく。

このシリーズでご紹介する不満は下記の6つ。

  1. パッシブ設計ガン無視
  2. リモート環境がポンコツ過ぎた
  3. 間取りやクロスのシミュレーションが皆無
  4. 一条ルールの束縛が半端じゃなかった…
  5. 気密性能の基準が不十分
  6. 現場の養生不足がヒドイ

本記事ではその4つ目、一条ルール公表しろやというお話をする。

これから新築住宅を建てようと思っておられる方でなおかつ、一条工務店がその選択肢に入っている方は是非参考にして頂きたい。

一条ルールの束縛が半端じゃなかった…

一条工務店は「家は性能」と謳っているだけあって、その性能を担保するための制約やルールが数多く存在する。

それらの制約がいつしか一条施主の中で噂の範囲を超え、悪名高い一条ルールとして広く認知されるようになった。

まあ難しく考えずに、一条工務店は独自ルールが厳しいラーメン屋と同じだと思ってもらえれば良い。

  • 女性の香水禁止
  • 携帯・スマホ禁止
  • 写真禁止
  • 会話禁止
  • 大声禁止
  • 小学生以下禁止
  • タバコ禁止

そのルールに我慢できないなら他の店(ハウスメーカー)に行けばいいだけである。

本記事は一条ルール完全否定派ブログだと思われがちだが、一条ルールは本来必要なものだとわたしも思っている。


たとえばあなたがカレー屋さんを経営していたとする。

食べる側(客)から

あ、おれ辛いの好きだからハバネロは絶対に入れてください、あとニンニクも。椎茸とセロリとカマンベールチーズも絶対に入れて欲しいっす。

と注文されたらウザくないだろうか?

しかもお客様一人一人の好みに合わせたオーダーメードカレーなんて、どう考えても無理である。

一条工務店 一条ルール ヤバい

だから予めカレーの種類や作り方は固定しといて、「トッピングは以下からお選びください」や「ご飯の量・辛さはご注文時にお伝えください」と客側の権利を限定しとくのが普通だ。

つまりそういうことである。

一条工務店は、高性能な家をコスパ良くお客様に提供したいのだ。

だからある程度ルールを設けていることはむしろ当然と言える。

とは言え、一条ルールは正直評判が悪いしわたしもかなりイライラさせられた苦い記憶がある。

一条工務店 不満 評判
一条ルールの評判はあまり良くないようだ

その一条ルールの一部を紹介しよう。

  • 窓の数は部屋の種類や広さによって上限がある
  • ロスガードの配置場所を確保する必要がある
  • 水回り設備や各種収納などは、自社オリジナル製品を使用
  • 1階と2階のフローリングの色は統一
  • 原則2階建ては総二階にする必要がある
  • 排気口(=RA)の位置は固定されている

一条ルールの詳しい説明は他のブロガーさんの記事を読んでもらうとして、とにかく一条工務店にはたくさんのめんどくさーいルールが存在する。

たぶん100以上ある、知らんけど。

一条ルールについてはこちらの動画がわかりやすかったので載せておく。

しかし一条ルールにも抜け穴がある。

それが稟議と呼ばれる裏技である。

まれに稟議(りんぎ)によって、本社にお伺いをたてて承認されればルールを逸脱することも可能という裏技もあるが、これがまぁ時間がかかる。
稟議の返答待ちで2~3週間待つなんてザラで、中には1ヶ月くらいかかることもあった。

一条ルールをガン無視したわたしの要望(複数)に対して、奇跡的に稟議が通って特別に施工を許された部分もあったので、どうしても譲れない部分は営業マンを通して稟議にあげてみよう。

稟議が通った項目については他言したらダメという謎の誓約書にサインさせられたので詳しく書くことはできない、そこはお許し頂きたい…。

間取りの自由度の低さを揶揄する意味で一条ルールと呼ばれているが、そんな一条ルールにもちゃんとメリットはある。

一条施主のなすノートさんは自信のブログで一条ルールをこう表現している。

簡単に言うと、早く・安く・品質良く家を作るために一条工務店が設けている必要なルールだということです。

(出典:一条工務店の自由度の無さは弱点?「一条ルール」は実は強みだと思う4つの理由

これは全くもってその通りだと思う。

詳しくはなすノートさんのブログをご覧頂きたいが、カレーの例えと同じで『客側にあれこれ自分勝手に注文されたらお店側は大変困る』とそういうことだ。

なので大部分はマニュアル化し、客側にはあくまで「トッピングが選べる」くらいの権利しか許していないのが一条工務店である。

その方が効率が良いし品質に間違いがない、とも言える。


さて、本題に入ろう。

わたしも一条工務店側とトンデモナイ回数の打ち合わせを行ったが、「いや、それ先に言わんかい!!!!」という場面が非常に多く、一条ルールに非常に苦しめられた。

もうね、わたしが提案すること全て「うちではそれはできません」と謎のルールを根拠に拒否されている気分だった。

感覚的には、プラモデル世界一決定戦のために数カ月かけて作った血と涙の結晶のプラモデルをいざ大会に出してみたら、使用した接着剤が大会の規定要件を満たしていないものだったので強制失格となった、くらいの理不尽さである。
しかもそのルールブックは大会関係者にしか配られておらず、参加者には公表されていない。

このように、結局ルールを知るのは設計士(や担当営業マン)なので、わたしのように積極的に間取り作りに参加するタイプの熱血施主にとっては家づくりの効率が非常に悪くなるのある。

「すみません、ウチではそれできないんですよ〜(;・∀・)」

「一応稟議にはあげてみますが、かなり厳しいと思います…(´・ω・`)」

「すみません、それもウチ(一条工務店)ではできませんm(__)m」

など、「注文住宅=自分の要求はほぼ通る」と思っていただけに一条ルールの束縛が激し過ぎて「代表的な一条ルールくらい公表しとけ!!!」と叫びそうになったことは一度や二度ではない。

毎日毎日、フルタイムで本業をこなしながらなんとか時間を作って勉強して勉強して勉強して、やっとこさ自分にとって納得できる図面を作成し設計士に提案するも、正体不明の一条ルールが突如出現し「それはできないんですよ〜」と拒否された時の絶望感は言葉にできなかった。

♫ちが〜う きっとちがう 心が〜叫んでる〜〜♪

わたしも実際に家づくりを始めてから「これはできません」「それもできません」と何度も拒否され、「じゃあなにがOKなんだ!!???」と強く思った次第だ。

逆に言えば「おれ素人だからさ、間取り作りはプロ(=設計士)に任せるよ」という分をわきまえた優等施主の場合、一条ルールは大したデメリットにならないだろう。

例:コンセントの位置

たとえばキッチンのコンセントについて相談していた時に「コンセントを三つ等間隔に並べてください」とお願いした時のことだ。

一条工務店 不満 評判
筆者の希望(この3Dも自分で作成したものだが)

ちなみに図面でコンセントを表す際に使われる記号がこれである。

一条工務店 不満 評判

変な形。

しかしその後の打ち合わせ時に出てきた図面では真ん中のコンセントが微妙に中央からズレていたのである。

一条工務店 不満 評判

「いや、これ3つが等間隔じゃないと逆に気持ち悪くないのか?」と画面上の設計士を睨みつけると、設計士からは「すみませんが、(一条ルールによって)等間隔は無理なので真ん中のコンセントは左右どちらかに寄るカタチになります。」と言われたのだ。

一条工務店 不満 評判

要するにこれは、マス目上にはコンセントを配置できないという一条ルールによるものなのだが…。

先に一条工務店の図面のマスのお話をしておこう。

たとえばこちらの図面をご覧頂きたい。

一条工務店 不満 評判
※赤色のマスが1マス(910mm×910mm)

一条工務店の図面は1マスが910mm×910mmの箱をパズルのように繋げて間取りを構成している。

そう思うと途端に図面が見やすくなったのではないだろうか?

さらにさらに、間取りの最低単位は半マスなので455mm×455mmとなっている。

一条工務店 不満 評判
※水色のマスが半マス(455mm×455mm)

一条工務店の図面はこの赤色&水色のマスのみで構成していく。

まずはこれを理解しておくのが非常に重要だ。

つまり、一条工務店の図面は455mm(水色のマス)が最低単位なので、「部屋や通路をもう少し広げて」と言った場合、

  • 45.5cm
  • 91.0cm
  • 136.5cm

というふうに45.5cmの倍数でしか図面をいじれないのである。

これ、めちゃくちゃ不自由で不便だと思わないか?

そしてこの1マスと半マスの線を付け加えた図面がこちら。

一条工務店 不満 評判
青線は910mmの線、緑色は455mmの線

ほら、コンセントはこのマスの線上を避けているのがわかって頂けるだろう。

一条工務店 不満 評判
等間隔じゃない!!!!!!!!

これも膨大な一条ルールの一つなのだ。

その他、給気口(SA)や排気口(RA)、サーキュレーターの位置などもほぼ全てこの間取りのルールに従って作成されている。

間取り打ち合わせの終わりごろになってようやく、わたしは一条ルールを踏まえた上での図面提案をできるようになり、拒否される回数も大幅に減ったのだが…。


このように、

「予め言ってくれてたらそのルールも考慮したうえで間取りの提案をするのに…」

と思うことが非常に多く、それもこれも一条ルールが社外秘となっていることが全ての原因である。

お互いに貴重な時間を使って打ち合わせを行っているのに、「それは無理です」「これも無理です」と言われ続けたら時間の無駄だしそもそも非常にストレスが溜まる。

一生懸命練習して大会に出たのに、よくわからないうちに反則が溜まって退場させられた気分だった。
先にルールくらい教えんかぃ!!!!と叫びたくなった。

わたしは一条工務店しか見ていないので何とも言えないが、なんとなく「素人は間取りに口を出すな。要望だけ伝えればあとは設計士がいい感じにするから」という社の方針が透けて見えるような気がした。

実際、わたしの担当設計士は冗談半分で「○○さん(=筆者)との間取り作りが今までで最も苦労しました」と苦笑しながら言われてしまった。

長くなったが、まあそういうことだ。

一条工務店さんよぉ、せめて公式HPで「一条工務店の間取りのルール」などを施主に共有したらどうすかぁ?

住宅の性能はもちろん大事なんすけど、施主自身が間取り作りに参加することも長く住む家づくりにおいては性能と同じくらい重要なことだと思うんすけどぉ?

一条工務店よりも高性能な住宅を建て、なおかつより柔軟な間取りを設計できる会社もたくさんあるので、事前に知っていれば一条工務店を選んでなかったかもしれない。

ということで、一条工務店への不満点4つ目『一条ルールの束縛がパネェ』の紹介だった。

おわりに

一条工務店 性能

ということで、ここまでお読み下さりありがとうございました。

なにか質問がある方は、忖度せずに正直にお答えさせて頂くので是非コメント欄をご活用頂きたい。

では5つ目の不満点「気密性能の基準が不十分」に移ろう。

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