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【おもしろい豆知識】ヨーロッパで水を買う時に気を付けること

ヨーロッパ 水 炭酸 外国/外国語/外国文化などに関する豆知識
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先日、当時のイタリア人彼女と、その職場のハンガリー人夫婦と登山に行った。

そのとき目にした光景に、わたしは静かにフリーズした。

彼らの水分補給が――炭酸水だったのである。

いやいや、待ってくれ。

こっちは「運動=水 or スポーツドリンク」という世界観で生きている。

なのに向こうは普通に“シュワシュワ”を飲んでいる。

しかも嬉しそうに。

この瞬間、過去の記憶が一気に蘇った。

初ヨーロッパで起きた“水トラップ事件”

初めてヨーロッパに行ったときのこと。

スーパーの飲料コーナーでわたしは固まっていた。

水の種類が多すぎる。

  • 赤いラベル
  • 青いラベル
  • 緑のラベル

「水ってそんなバリエーションいる?」

と心の中でツッコミながら、とりあえず適当に1.5Lを3本購入した。

この時点ではまだ平和だった。

翌朝、衝撃の事実

翌朝。

起きてすぐ喉が渇いていたので何も考えずに枕元に置いていたそのペットボトルを開けて、一気に飲んだ。

その瞬間。

「ッッッ!!!?」

完全に炭酸水だった。

喉が完全に裏切られた。

朝から強炭酸はきつい。

というか、想定していた“水”ではない。

店員に聞いてもさらに混乱する

翌日、再びスーパーへ行き、今度は慎重に店員へ聞いた。

「waterはどこですか?」

店員は親切に売り場を案内してくれた。

「これだよ」と指差されたボトル。

完全に安心した。

「店員が言うなら間違いない。勝った。」

完全に勝利を確信した。

そして2敗目

帰宅。

開封。

ゴクッ。

ブッッッッ!!!!

また炭酸。

ここで一瞬思考が止まった。

「この国、水に何か恨みでもあるんか?」

ヨーロッパの“water”は日本と違う

さすがにおかしいと思い、もう一度スーパーマーケットに戻り、その店員にちょっとクレームっぽく少し強めに確認した。

すると返ってきた答えがこれだった。

店員「ヨーロッパで“water”と言えば基本的に炭酸水だよ。普通の水が欲しいなら、“Still water”か“Without gas”と言わないとダメよ」

この瞬間、すべてが繋がった。

わたしが負けていたのではない。

ルールが違ったのだ。

さらに追い打ち:ラベルが読めない問題

ここで終わらないのがヨーロッパ。

ボトルの表記がこうなる。

  • ドイツ語
  • チェコ語
  • ポーランド語

全部似ているようで全然読めない。

結果どうなるか。

“勘で選ぶ水ガチャ”が始まる。

その後一カ月間、旅が終わるまでわたしはずっと炭酸水問題に苦しめられた。

当然炭酸があるかないかはラベルに表示されているのだが、読めない場合がほとんどだった。

ドイツ語の正解表記

一応ドイツ語圏での見分け方を教えよう。

"Mit Kohlensaure(ミット コーレンゾイレ)=with gas=炭酸水"

"Ohne Kohlensaure(オーネ コーレンゾイレ)=without gas=炭酸なしの水"

意味はシンプル。

でも初見で読めるわけがない。

もう少し旅行者に優しくしてほしい。

色の違いは炭酸の強さの違い

ヨーロッパ 水 炭酸水

さらにヨーロッパはここで終わらない。

なぜかラベルの色でも炭酸の強さが分かれている。

  1. 赤:強炭酸(元気すぎ)
  2. 青:中間(まだ許せる)
  3. 緑:やや優しめ(油断させてくる)

つまり彼らはこういう会話をしている。

「今日はどの炭酸でいく?」

完全に“水”ではない。

登山で再確認されたヨーロッパの常識

そして冒頭に戻る。

ハンガリー人夫婦が登山中に普通に炭酸水を飲んでいた。

こっちは必死に息を整えているのに、向こうはシュワシュワで回復している。

その瞬間わかった。

この人たちにとって水は「選択肢」であって「無味の必需品」ではない。

まとめ

この一連の経験で学んだことはシンプルだ。

  • “water”は水ではない
  • 普通の水はわざわざ指定が必要
  • ラベルは雰囲気で読むものではない
  • ヨーロッパでは炭酸水がデフォルト寄り

そして最大の教訓。

「水を買うだけで文化ショックが発生する地域、それがヨーロッパ」

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