
本記事は、高性能住宅を購入するにあたって「家は性能」を謳う一条工務店を漠然と選んでしまった筆者が感じた「事前に知っていたら契約しなかったであろう6つの重大な不満点」を一つずつご紹介していく。
このシリーズでご紹介する不満は下記の6つ。
本記事ではその3つ目、パース図わかりにく過ぎるねんというお話をする。

このエピソードは後述します。
これから新築住宅を建てようと思っておられる方でなおかつ、一条工務店がその選択肢に入っている方は是非参考にして頂きたい。
想像と現実の誤差を埋めるためのパース図、それがわかりにくいとは致命的過ぎるやろ。
間取りやクロスのシミュレーションが皆無
既に建っている住宅(建売住宅)とは違い、土地を買って一から間取りを作り上げていく新築注文住宅というのは非常に難緯度が高い。
なぜならその土地の形状や環境に合わせて、本当に本当にたっっっくさんのことを考慮しなければならないからだ。
ほんの簡単な例だけでも無限に出てくる。
などなど、決めることが山のようにありまじでパニックになる。
家を一軒建てるのってこんなに大変だったのか、とつくづく思い知らされた日々だった。
そしてそのパニックに拍車をかけるのが、一条工務店の二次元の図面だけで進む打ち合わせである。

一応、リモートで画面の向こうにいる設計士からは、
- 「前回の打ち合わせで○○様が仰っておられた間取りの希望を図面に反映させました」
- 「なんか違うな~という改善したいポイントがあったら教えてください」
などと言われるが…。
毎回毎回そう言われて図面見せられてもさぁ。いやいやいや、あのですね。
住宅業界に携わったことがない、一瞬たりとも建設業にかすったことすらない、初めて家を建てる我々ド素人は、二次元の図面なんか見せられてもそれを脳内で三次元に拡張するなんてできるわけがないのである。
たとえばこちら。

この図面だけ見て頭の中で屋内のイメージを正確に描ける人は素人の中にいるはずがない!!!(断言した…)
99%の素人は、わかったつもりになってトントン拍子で打ち合わせを進めていき、いざその家に住み始めてから「なんか、思ってたんと違う…」と後悔するものだ。
それでこそ素人、それでこそ家作りである。
わたしは設計士(や担当営業マン)に何度も何度も「屋内のリアルなイメージができないので、3Dのシミュレーションを作ってもらえませんか?」とお願いしたが、「うちではそういうのやってないんですよ~」で終わり。
仕方ないのでわたしは「マイホームクラウド」というサイト(←無料)で自分で図面を作ってどんな感じの間取りになったかをその都度確認していたのである。

もしくはこちら。
これは間取り打ち合わせ中に作っていた、我が家のシミュレーションだ。
やはり素人がDIYで作成した無料シミュレーションなので、実際に一条工務店からもらった図面通りに作成できるわけもないし、キッチンやトイレや棚や窓なども本物とは見た目が違う。
が、二次元の図面だけよりは100倍マシだ。
そして、問題はクロス。
一条工務店から「この中からお好きなクロスを選んでくださいね♡」なんて言われて渡されるのが、辞書よりも分厚いクロス(壁紙)のカタログが3冊。
中には様々な色・デザインのクロスが数えきれないほど載っていた。


これも間取りと同様に、二次元の図面だけでクロスを選ばされる。
そもそも家の中のイメージすら漠然としている状態で、想像と現実にどれくらいの誤差があるかもわからない中でポンと「クロス選んどいてください」なんて言われるのだ。
我々夫婦はまさに、荒海に放り出された一隻のボートに乗るかのような絶望感を抱いたものだ。
アプリ上で間取りのシミュレーションをしながらリアルタイムで選んだ壁紙に変更される、みたいなサービスを提供していたら判断しやすいのだが。
もちろん一条工務店はそんなとこにお金はかけていない。

わたしは妻と頭を抱えながら「この面のクロスをアクセントカラーで青にしよっか?」などと言いながら頭の中で青色に変更してみる。

しかし結局は「うーん、なんか違う…じゃあこっちのデザインは?」「いやーこれも違うな~…」という無意味な問答を何十回も繰り返していた。

クロスは色だけでなく木目調やタイル調、レンガ調などデザインも多岐にわたるが、全て我々施主の脳内イメージのみで選ぶことを強制される。

この時、強烈に思ったのが「もっと可視化しろ」ということだった。
ちなみに一条工務店でも「ハウスプレゼンテーション」(以降ハウプレ)という名目でこんな感じの間取りになりますという3Dシミュレーションを配信されるが、それがまあポンコツなのである。
一条工務店が提供するポンコツなハウプレがこちら。

実際のハウプレ画像
一瞬いい感じに見えただろうか?それ大きな誤解だ。
一条工務店のハウプレのなにがポンコツかを説明する。
もうほんっとにダメダメなのである、一条工務店のハウプレは!!!
ハウプレ作成はたったの1度きり、まさに世界に一つだけのハウプレである。
同じようなことを書いている他の一条施主の方のブログも発見したので載せておく。

(出典:【ヤバイ】一条工務店 13の不満なところと6つの失敗例と後悔ポイント)
ブログの内容を抜粋したのがこちら。
など、まさに「そう、そうなんです!!よくぞ言ってくれた」という感じだ。
あのね…
一条工務店として正式に3Dのシミュレーションアプリを採用・導入し、リアルタイムでクロスの色を変えれたり、キッチンの大きさや通路幅を可視化できるようにしなさい。
と、現社長岩田直樹氏に直談判したいくらいだ。
過去に大手ハウスメーカー複数社に相見積もりを依頼した際に、(確か積水ハウスだったと思うが曖昧)間取りに加えて日照シミュレーションなどのアプリを用いた間取り可視化サービスを提供していた住宅会社があった。
その住宅会社では、時間とともに日光がどのように屋内に入ってくるかなどまで可視化されており、非常に感動したのを覚えている。
ご覧あれ、これを。
(A’s 3D Playerというアプリ)

いま思うと①で言及したパッシブ設計もやってくれそうだし、なにより建築施工会社が提供しているので間取りや窓の位置なども図面通りである。
隣家などが遮る日射が考慮されていない点は要注意
つまり、めちゃくちゃリアルに間取りが可視化されているのだ。
このように、住宅ド素人に寄り添ったサービスという点では一条工務店はボロ負けと言ってよい。
一条工務店のパース図に騙されて実害が出た話
本当はここで次の不満点に移る予定だったが、さらにもう1点、一条工務店のパース図に腹立ったことが出てきたので追記する。
(投稿日からみて)昨日気付いたばかりでまだイライラが止まらない。
昨日(2023年7月20日)わたしが工事の進捗具合を確認するために現地に寄った時のことである。
(わたしの個人情報をネットの大海にバラまいてしまうことになるので非常に悩んだが)我が家の立面図はこうなっている。

こちらのパース図は契約前から作成されていたもので、「へー、こんな家になるんだー」と半ばワクワクしていた。
そして昨日、現地に訪れた時にわたしが実際に撮影した写真がこちら。

気付いただろうか?
道路面から玄関ポーチへの段差がトンデモナイことになっていることに。

「まさかこれで終わりでは、ないですよね?」
「階段がないのはなんでかな?」
そう思い、休み中とは知りながらも担当営業マン(=大学時代の後輩)にLINEで訊いたところ、
「そちらが図面通りなら、それ以上は一条ではやらないと思います。あとは外構工事の範疇になります(-_-メ)」
と言われたのである。
後輩をかばうわけでは無いが、別に営業マンが悪いわけではない。
おいおいおい、なんの冗談だい?(^ω^)
要は一条工務店側のパース図やハウプレの質に問題がある、と言いたいのである。
一条工務店から完成予定図として出されたこちらのパース図をご覧頂きたい。

一条工務店が作成したこのパース図を見る限り、段差は1段で十分に見えてしまわないだろうか。
「黒い線(道路面)から一段上れば玄関ポーチ」と見えないだろうか?
しかしこの黒い線は道路面じゃなかったのである!!!!!
当然だがわたしは一条工務店側に階段の追加施工をお願いしたが、引渡しから2週間以上経った今でも話し合いはかなり難航しておりなにも進んでいない。

追加施工を求める当時の筆者
結局、店長?所長?クラスが我が家に挨拶に来たのだが、一条工務店側はあくまで
「設定GLより作成したパース図なので、そもそもこの黒いラインは道路面ではありません。黒い線を道路面だと勘違いしたお客様に責任があります(^ω^)」
と遠回しに追加施行を拒否し、交渉は決裂。

しかし素人が見たらどう見ても「道路から1段上がれば玄関ポーチ」というパース図に見える。

改めて見てもこの段差はヤバい。
驚いて契約時の見積明細書を確認すると「標準ポーチ階段取りやめ1段分」と書かれてある。
当時の打ち合わせの内容を詳しく覚えているわけではないが、なんとなく完成パース図を見て「あー、1段分いらないのか?なら減額できてよかった」と思ってそのままサインした可能性がある。
これは今後一条工務店側と要相談という形で一応協議していこうと思っている。
一応DIYする可能性も考慮して階段増設の手順もお勉強中である(笑)
現在、一条工務店の工事課と協議中だが一条工務店側は「あくまで図面通りに施工した」と言い張っており、予想通りだいぶ難航している。
2024年1月19日、クレームから半年後にようやく結果が出て、施工に必要なタイル分のみ一条工務店で負担するとのことで幕が下りた。
約10万円の施工費はこっち持ち、一条工務店の負担は約2万円分となった。
しかも一条工務店側の言い分が「確かに我々のパース図がわかりにくいと言われれば100歩譲ってそうかもしれない、しかし費用を負担するほどの責任はないね」と何度も何度も突っぱねられ、

一条工務店側の対応も正直怖かった…
最終的にぶちギレ寸前で妥協に妥協を重ねた解決案が、「自社のタイル分のみ負担」だった。
これも一条工務店の「客に寄り添っていないサービス」によって引き起こされた悲劇だとわたしは思っている。
ということで、一条工務店への不満点3つ目『間取りやクロスのシミュレーションが皆無』を紹介した。
おわりに

ということで、ここまでお読み下さりありがとうございました。
なにか質問がある方は、忖度せずに正直にお答えさせて頂くので是非コメント欄をご活用頂きたい。
では4つ目の不満点「一条ルール公表しろや」に移る。










