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新築するなら絶対に【耐震等級3】にすべき理由を熱弁します。

新築するなら絶対に【耐震等級3】にすべき理由を熱弁します。 不動産素人のマイホーム購入への道
この記事は約14分で読めます。

耐震等級3にも種類がある?

耐震等級3 必要

長くてすみませんが、もう少し話を聞いてください!

実は耐震等級を算定する方法は、3つあるんです↓

①仕様規定による建築確認(壁量計算)

②性能表示計算による建築確認(壁量計算+α)

③許容応力度計算による建築確認(ガチ)

これらのそれぞれに耐震等級1~3があり、それらをランク付けしたらこんな感じです↓

耐震等級1耐震等級2耐震等級3
仕様規定
性能表示計算
許容応力度計算

つまりどういう事かと言うと、①→②→③になるにつれて検討項目が増えてより緻密に耐震強度が計算されるってことです。

語弊を恐れずに言えば、③→②→①の順で計算のいい加減さが増すってことです。

「許容応力度計算による耐震等級3」が最強にガチ過ぎる計算なんですが、イメージしやすいように、

【もしあなたがボディーガードを雇う場合、以下の3種類の判断基準のどれを採用したいか?】

に置き換えて考えてみましょう。

あなたは以下の①②③のどの基準を採用したいですか?

耐震等級3 必要

①は肩回りだけの筋肉でボディーガードのレベルを判断しており論外ですよね(視力が0.01でも合格しますから(笑))

②は上半身だけなのでまだ足りませんよね(脚が悪くても合格します)

③になった途端に判断基準が飛躍的にアップして、全身の筋肉バランス、身長、体重、視力、反射神経、跳躍力からIQまで含めて総合的に判断されるのです。

こうなるとですね、①②のボディーガードが「お命、私がお守り致します!」と言って近付いてきても「は?こっち来んなよ、お前誰やねん」ですよね。

実際に高耐震住宅は地震という強敵からあなたの命を守るボディーガードなんですから、③構造計算で算定される耐震等級3一択なんです。

今までの話を難しい図で説明するとこんな感じになります↓(クリックで拡大)


(出典:耐震等級の誤解|許容応力度計算による耐震等級3が安全です

もう少しわかりやすい図がこちらです↓(クリックで拡大)

耐震等級3 構造計算

③の基準で判断されたボディガード(=耐震等級3)ともなれば、もうゴルゴ13みたいな感じで圧倒的なパフォーマンスを見せてくれるのです。
※超余談ですがゴルゴ13はボディガードという依頼は一切引き受けていません、だいたいそういう時は「私を狙ってくる敵の殲滅、という依頼内容に変更させて頂きます。」という言葉遊びで結局ボディガードを引き受けるのが常です(笑)

↑ゴルゴ13に詳しい人だけ笑ってください(=゚ω゚)ノ

さて、ここまで意味不明な話ですみませんでした。

耐震等級3 構造計算

上の①②③を、A4用紙何枚くらいで計算できるのか、で比較してみました↓

①:壁の量で耐震性能を計算(壁量計算)
→A4用紙2~3枚で計算可能
(小学校レベルの計算で算出可能らしい)

②:①の壁量計算より多少項目を増やして計算(品確法)
→A4用紙10枚くらいで計算可能

③:柱1本、梁1本、基礎に至るまですべての部材にかかる力を計算していく方法で、よくある2階建の木造住宅を1棟建てるための許容応力度計算でも、最低1カ月はかかり計算資料はA4用紙で数百枚にもなる(許容応力度計算)
→A4用紙数百枚使用

とまあこんな感じです。

ちなみに筆者宅の耐震等級3の構造計算書は目次や表紙合わせて全115ページです↓

つまり、

もちろん、許容応力度計算の耐震等級3が最強です。

同じ耐震等級3でも、
うちの建物は耐震等級3くらい強いですよ、安心してください!!!(壁量計算ですが)
という工務店やハウスメーカーには騙されないようにしてください。

大声で「よく聞こえなかったんですが、許容応力度計算ですかあぁぁぁぁ!!!???と訊きましょう。

「許容応力度計算」は「構造計算」とも呼ばれます。

という事で「許容応力度計算による耐震等級3」だけを意識して設計士と打ち合わせしましょう(笑)

松尾設計室の松尾先生&構造塾の佐藤先生の動画も貼っておきますので、是非ご覧ください↓

耐震等級3"相当"には近寄るな!

耐震のお話はこれで最後です。

実は世の中には「耐力壁を仕様規定の1.5倍使っているから」という理由で"耐震等級3相当"と名乗る住宅会社がありますが、これはかなり危険です。

耐震等級3が耐震等級1の1.5倍の強度を持つからと言って、耐震等級1の1.5倍の量の壁を付けたところで構造計算(=許容応力度計算)を用いた耐震等級1にも及ばないのです↓


(出典:構造計算って必要?耐震等級って?知っておくべきお堅いお話し

壁の量を1.5倍にしたからといって強度も1.5倍になるわけでは全くない。
※最低でも2.44倍の壁量が必要

このように、"耐震等級3相当"という誤解を招く言い回しも存在するので気を付けましょう。

こちらの動画も参考にして下さい↓

別に耐震等級3相当が悪いわけではなく、「耐震等級3相当」を「耐震等級3」と誤解させて知識のない人間を食いものにするような工務店は、その他の施工に関しても信頼できませんよって言ってるだけです。

耐震等級3相当の「相当」の怖さを別のことで表現しました↓

操縦士の資格をもった「パイロットの技術」と、ゲームで20年鍛えた「熟練パイロット相当の技術」

医師免許を持った「医者の知識」と、医大卒業生の「医者相当の知識」

ふぐ調理師免許をもった「調理師の腕前」と、ふぐ調理師免許勉強中の「調理師相当の腕前」

くらい差があるので、「耐震等級3相当」に騙されないようにしましょう!

その他参考ブログ↓

耐震等級1・2・3でどう違う?耐震の基礎!【2026年版】 | 分譲住宅・注文住宅のセイズ
【2025年度最新まとめ】耐震性の指標として、現在幅広く用いられているのが耐震等級です。耐震等級は、2000年に施行された「住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)」で、施主に判りやすい耐震性の判断基準で、耐震等級1・耐震等級2・耐震等...
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https://www.oscarhome.co.jp/wp-content/uploads/2017/01/abbadf5d2481d9fb7807c2b5841636d6.pdf
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おわりに

高断熱住宅 Ua値 熱損失

さて、面白くない話を長々とすみませんでした。

結論として、筆者は長く住む予定のマイホームには耐震等級3であることが必須だと思っているだけなんです。

決して耐震等級1は絶対にダメだ、と言ってるわけではありません。

その住宅に住む本人がOKなら別に耐震等級1でもいいんです(笑)

最近では「構造計算(許容応力度計算)による耐震等級3」が全棟当たり前の工務店なども出てきているので、せめてそういった会社で家作りを行なって頂きたいと思います。

では次に断熱の話をしたいと思います。

楽しんで頂けたら幸いです↓

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