
最近では、完全に自由を奪われた香港の話が盛り上がっていますが、今回は少し時代を遡って「中国と台湾の対立」のお話です。
これが、日清戦争です!!!
この戦争は日本が勝ったのですが、中国と台湾の対立構図はここから始まります。
下関条約で台湾をゲット!
日清戦争に勝利した日本は、下関条約で清の領土の一部である「台湾」を譲り受けました。
↑台湾はこんなに小さな島ですが、アジアに覇権を拡げようと画策していた日本にとっては大きな一歩でした!
だから現在台湾は親日国と言われることが多いんですね
日中戦争勃発(1937)

(出典:1937年(昭和12年)①「日中戦争勃発」日本中国侵略を開始する)
日清戦争の次は日中戦争です。
1937年7月の盧溝橋(ろこうきょう)事件に端を発した日中戦争で日本軍は中国本土への侵攻を本格化しました。
そうです、当時の日本は中華民国の都市をどんどん攻め落としており、かなり中華民国を追い詰めていたのです。
国共合作(1937)

そこで、それまで中国本土で互いにドンパチを繰り返し、仲の悪かった㋐国民党(代表は蒋介石)と㋑共産党(代表は毛沢東)という2大政党が「日本を追い出そう!」という理念のもとに手を組んだのです。
蒋介石「今まで敵同士やったけど、協力して一緒に日本をいてもーたろか」
毛沢東「せやな、足腰立たんようにしたろかい」
「敵の敵は味方」理論ですね。
当時の国民党の指導者は蒋介石(しょうかいせき)、共産党の指導者は毛沢東(もうたくとう)でした↓

(出典:楽天ブログ-楽天市場)
(左から)蒋介石と毛沢東
互いに争っていた彼らの前に「日本」という共通の敵が現れたのです。
これを「国民党と共産党が手を組んだ」ので国共合作(こっきょうがっさく)と言います。
これにより日中戦争は泥沼化し、日本軍が思っていたよりもはるかに戦費と時間を費やし、1945年の終戦まで8年間も戦うはめになりました。
大日本帝国敗戦後(1945)

(出典:日本敗戦と漁業)
第二次世界大戦は結局日本(=大日本帝国)が負け、ポツダム宣言を受諾し天皇陛下による玉音放送をもって日本は敗戦を認めました。
これにより、日本は今まで獲得/占領した全ての地域の支配権を放棄しました。
終戦後、一時は仲直りするかと思いきややはり人間は欲深い生き物ですね~
共通の敵がいなくなり、世界大戦が終結したので再び「中華民国のリーダーはおれだ」という争いが起きました。
蒋介石の国民党軍と毛沢東の共産党軍が激しい争いを繰り広げます。
状況的には国民党軍が圧倒的に有利でしたが、民衆の不満や権力の腐敗、経済復興の失敗を経て結果的には毛沢東率いる共産党軍が勝利しました。

不利だった共産党軍が勝った理由としていくつか挙げられます↓
共産党軍が勝利した理由
➀国民党軍の最大の敗因は、民衆の不満と言われています。
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②また当時のソ連の指導者は独裁者スターリンであり、自分と同じ考えをもつ共産党軍を支援したとも言われています。
③もう一つ、国共合作とは言いながらも日本軍と正面衝突していたのは国民党軍であり、共産党軍は力を温存していたとも言われています。
(ある書物には「国民党軍が日本軍を追っ払った」と書いているのもあるそうです)
国共合作の際の資料は以下の3点が挙げられます↓
- 抗日战争史稿
- 中国抗日战争史 1937-1945
- 中国抗日战争资料选编
そして毛沢東率いる共産党軍に敗れた蒋介石の中国国民党はどうしたか?
逆に共産党軍が国共内戦で負けていたら、逃げる場所が無いという事でどうしていたんですかね?
少し気になります(笑)
毛沢東は中華民国を中華人民共和国と改める (1949)
国共内戦中、ほぼ勝利を確信した中国共産党は、中華民国を改め国名を現在の「中華人民共和国」にし首都を北京にしました。
初代国家主席はもちろん「毛沢東」です。

「毛沢東」は「もうたくとう」と読みます、「けさわひがし」と思った方は残念ですね(;´Д`)
このおでこの広さ、まじパネーです。
当初の中華人民共和国は「新民主主義国家」としてスタートし、まずは資本主義を目指し、その後、国が経済復興を遂げると社会主義国家にしようと考えていました。
しかし中華人民共和国自体が冷戦の中で朝鮮戦争を介してアメリカと戦うようになり、毛沢東は方針を180度変更し、1952年以降中華人民共和国は急速に中国共産党独裁国家へと変容しました。
国共内戦、あんなんはお遊びやった。
いまの世の中、いつ第三次世界大戦に巻き込まれるかもわからへんし、現にアメリカと朝鮮半島で代理戦争してるやん(=朝鮮戦争)
資本主義社会では国力が回復するまでに時間がかかる。
それなら共産党の一党独裁国家にして、権力を集中した方が管理もしやすいし楽!
この後けさわひが、いや毛沢東は恐ろしい一面を露わにしていくのである…。
おわりに

さて、こうして毛沢東率いる中国共産党軍は本土を拠点として中華人民共和国を建国し、蒋介石率いる国民党軍は台湾に逃げました。
これから台湾と中国の対立が激化していくのですが、それはまた別記事で書こうと思います。
ここまでお読み下さりありがとうございました!
その後の台湾の歴史↓

その後の中華人民共和国の歴史↓

